今年の兵庫大会は好投手ズラリ 神戸弘陵・東は履正社・安田をK斬り
第99回全国高等学校野球選手権兵庫大会の抽選会が27日、明石市内で行われた。優勝候補の今春センバツ4強・報徳学園は、初戦で兵庫県大付-神戸学院大付の勝者と対戦することが決定。エース・西垣雅矢投手(3年)は、春に逃した日本一を宣言した。大会屈指の好投手、最速147キロ右腕・山本拓実投手(3年)を擁する市西宮は、姫路東-県伊丹の勝者との対戦が決まった。
報徳・西垣、市西宮・山本の2人以外にも、今年の兵庫大会はプロが注目する好投手が多い。最速145キロ右腕の神戸弘陵・東晃平投手(3年)は、6月の履正社(大阪)との練習試合で、今秋ドラフト1位候補・安田を空振り三振に仕留めた。
西脇工・翁田大勢投手(3年)は最速146キロを誇る右腕。身長180センチ、体重86キロのがっちりした体形から力のあるボールを投げ込む。
市尼崎の右腕・辻井亮汰投手(3年)は、最速142キロでキレのある直球が武器だ。先発しなかった春季兵庫大会2回戦・伊川谷北戦。3番手で登板すると打者5人から3三振を奪い、力の差を見せつけた。
村野工・道才のあ投手(3年)、津名・村上大芽投手(3年)も最速140キロを超える好投手だ。