日本ハム・大谷、7月1日2軍戦で投手復帰「やってきたこと確認したい」
日本ハム・大谷翔平投手(22)が7月1日のイースタン・西武戦(鎌ケ谷)で投手として復帰登板することが29日、決まった。栗山監督が「ファームで投げさせるために準備させます。1回、投げれば前に進むので」と明かした。
同戦では先発予定で、栗山監督は「少ない球数で。細かいことをチェックする」と説明。大谷は昨年痛めた右足首の影響で、今年は投手として登板はなし。実戦登板は昨年10月の広島との日本シリーズ第1戦以来となる。
今季は開幕からは野手での出場となったが、4月8日のオリックス戦で左太もも裏肉離れを発症し離脱。リハビリ後、2軍戦出場を経ずに今月27日のソフトバンク戦での代打出場で80日ぶりとなる実戦復帰を果たし、翌28日の同戦では代打で復帰後初安打初打点を記録した。
大谷はこの日、1軍合流後では2度目となるブルペン入りで約40球の投球。復帰登板へ「やってきたことを確認したいです」と話し、練習後には2軍に合流するためヤフオクドームを後にした。
2軍戦登板後について栗山監督は「投げた状態にもよる」と慎重な姿勢を示し、投手としての1軍復帰は未定。だが大谷の“二刀流完全復活”へ、大きな一歩は記すことになるのは間違いない。