日本ハム栗山監督 球団OB上田氏死去に「恩返しをしたい」

 日本ハム・栗山英樹監督(56)が球団OBの上田利治氏の死去を悲しんだ。

 95年から99年まで指揮した上田氏は歴代日本ハム監督の4代前の監督とあり「深いつながりがあったわけじゃないけども、先輩のおかげで野球をやらせていただいる。恩返しを少しでもしたい。頑張るしかない」と決意をにじませた。

 幼少のころ、語り継がれている1978年の阪急対ヤクルトの日本シリーズをテレビで見ていたという指揮官。第7戦、大杉の左翼ポール際の本塁打かファウルかの猛抗議は心に刻まれているという。「野球のすごさを感じた。1球の大切さとか教わるけど、まざまざと原体験として見てるわけじゃない。ホームランかファウルかで全てのものを変えてしまうという。少年時代の印象というか、メッセージとして残っているよね」と振り返った。

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