岩本勉氏、上田利治氏の死去悲しむ「最大の恩師。寂しいです」

 野球評論家で日本ハムOBの岩本勉氏が2日、恩師・上田利治氏の死去(享年80歳)を悲しんだ。

 岩本氏は上田氏のもとで先発の中心投手として活躍。98年にはプロ初の10勝をマークし、98、99年には2年連続開幕戦完封勝利を飾った実績がある。

 「(95年の)プロ初勝利の時にベンチで笑顔で迎え頂いたのは覚えている。野球人としてだけでなく、一社会人としても助言や咤(しった)激励をいただいた最大の恩師です。本当のプロ野球の厳しさを教えていただき、そのおかげで今の解説業に生きている。寂しいですね」としみじみと話した。

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