ＤｅＮＡのアレックス・ラミレス監督（４２）が、新潟での阪神戦が雨天中止となった４日、横浜に場所を移す５日からの２連戦での虎粉砕を誓った。「阪神はすぐ上にいる２位ですので、できるだけ近づく」。連勝で同率２位に並ぶ皮算用だ。

　昨季の阪神戦で９勝１５敗１分けと負け越し、今季もここまで３勝６敗と苦戦している。「今年も思うような成績を残せていない。しっかり離されないようについていくことが重要」と言葉に力を込めた。

　５日の先発はドラフト１位の浜口（神奈川大）。４月２５日の初対戦では七回途中無失点で白星を挙げており、自信を持って送り込む。打線も８試合連続で２本塁打以上を放っており「明日もこの勢いを持っていける」と期待した。

　地の利を生かす。「阪神も勢いがあると思うので、こっちはしっかり戦わないといけない」と気を引き締めた指揮官。連勝チーム同士の対決を制して、首位・広島を追いかける土台を築く。