日大三のプロ注目コンビ 桜井は好投締め、金成は弾み一発
「高校野球・練習試合、日大三7-0三浦学苑」(4日、日大三グラウンド)
日大三の今秋ドラフト候補コンビ、桜井周斗投手と金成麗生内野手(ともに3年)が4日、西東京大会前最後の練習試合となる三浦学苑戦に出場。7球団のスカウト陣の前で好投&一発締めのそろい踏みを披露して、大会へ弾みをつけた。
桜井は五回に右中間へ高校通算31号の満塁弾。投げては145キロを計測して2回1安打無失点、4奪三振。5~6月は投球面で苦しんだが、遠投を多くするなど懸命の修正で復調につなげ「センバツぐらいの感じに戻ってきた。ホッとした」と笑みがこぼれた。
先発した金成は144キロを計測して3回無安打無失点。七回には高校通算29号の右越えソロを放った。中日・中田スカウト部長は「桜井は技術が素晴らしく、金成はポテンシャルが高い。2人とも楽しみ」と称賛した。