西武 熊本の逸材2人調査 48発 九州学院・村上&149キロ右腕 熊本工・山口
西武が今秋のドラフトで、熊本の投打の高校生注目株をリストアップしていることが5日、分かった。九州学院の左の強打者・村上宗隆捕手と熊本工の剛腕・山口翔投手(ともに3年)で、いずれも各球団のスカウトが獲得候補として調査を進めている逸材だ。
村上は強肩強打の捕手で高校通算48本塁打。186センチ、96キロの恵まれた体格を生かしたパンチ力が魅力だ。山口は真っすぐが持ち味の右腕。今春の選抜大会に出場し、春季九州大会では、自己最速の149キロを計測した。
西武は球団幹部が2人が出場した試合をチェック済み。9日開幕の熊本大会も調査を継続する方針だ。即戦力の獲得を目指すとともに、将来性豊かな才能の発掘も並行して進める狙いだ。