大阪桐蔭、春夏連覇へ大勝締め 4番ダンテ2連発

 「高校野球練習試合・大阪桐蔭15-1泉尾工」(6日、大阪桐蔭グラウンド)

 今春のセンバツを制した大阪桐蔭が夏の大阪大会開幕前、最後の練習試合を大勝で締めくくった。打線は16安打で15点を奪取。投手陣は柿木連投手(2年)、香川麗爾投手(3年)のリレーで泉尾工を6安打に抑えた。

 4番・山本ダンテ武蔵外野手(3年)は、高校通算14本目となる2打席連続本塁打などで6打点の大活躍を見せた。五回1死一塁は左越えに2ランを放ち、六回2死二、三塁は中越え3ラン。「しっかり打てたと思う。でも、凡打もあったので、修正して万全の状態で大会に入りたい」と振り返った。

 今春センバツでは4番を任されたが、春季大阪大会以降は山田健太内野手(2年)に譲っていた。山田が6月中旬に左手首を負傷したこともあり、再び4番に入っている。

 「主軸として打っていこうという気持ちだけど、4番はチームの要だし、(大阪大会でも)4番を打つことができればと思う。自分たちの代なので、3年生が頑張って勝ちたい」。自らのバットで、全国制覇した2014年夏以来3年ぶりの甲子園へ導く決意を示した。

 大阪大会の初戦は、1回戦・大手前戦(13日、万博)。史上初の2度目の春夏連覇へ向けた戦いがいよいよ始まる。西谷浩一監督(47)は、「センバツで優勝できたことで、追われるというのは避けて通れないけど、うちは絶対的な力はないと思っている。スキがあると勝ちきれない。チームにスキは感じないし、(スキを見せる)余裕もないと思う。ガツガツ頑張るだけです」と気合を入れ直した。

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