日本ハム大谷、代打で不発 栗山監督「勝たせてあげられないのは俺の責任」
「日本ハム1-4ソフトバンク」(7日、札幌ドーム)
とっておきの左の代打、日本ハム・大谷翔平投手(23)のバットから快音は聞かれなかった。3点を追う六回1死二、三塁。打席に立つと、球場は大歓声に包まれ、ボルテージは最高潮に達した。
しかし、左腕キラー嘉弥真の外角スライダーを捉えきれず左飛に。スタンドは大きなため息に包まれた。栗山監督は「勝負にいったけど。みんな一生懸命やっている。勝たせてあげられないのは俺の責任」と唇をかんだ。
わずか1得点しか奪えず、北海道移転後ワーストタイとなる借金17となったが、明るい話題もある。大谷が12日のオリックス戦(京セラ)で今季初登板初先発することが濃厚となった。6日のフリー打撃で50球投じたが、状態は問題なくGOサインが出た。二刀流の投打での活躍で浮上のきっかけをつかみたい。