西武・菊池仁王立ち!14K完封8勝「せっかくなので最後まで行こうと」
「楽天0-5西武」(7日、Koboパーク宮城)
最後まで付け入る隙を与えなかった。九回2死、西武・菊池雄星投手(26)は140球目のカーブで三好を空振り三振に仕留めた。今季2度目の完封で自身3戦ぶりの白星となる8勝目。「球数ではなく球の力で判断した。せっかくなので最後まで行こうと」。自己最多に並ぶ14奪三振の力投だった。
味方が2点を先制した直後の三回1死一、二塁もウィーラーを二飛、アマダーは151キロ真っすぐで空振り三振。「内角のストレートとカーブ、チェンジアップが有効に使えた」。今季ソフトバンクには3戦3敗だが、楽天には3戦3勝。「偏食」で2強の首位争いをかき回している格好だ。
球宴前最終登板を快投締め。後半戦もさらなる高みへ、エースの役割を全うする。