小池都知事が始球式 球児にエール「東京五輪では野球も正式種目」東西大会開会式

開会式直後の第一試合で始球式を務める小池百合子東京都知事=神宮球場(撮影・開出牧)
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 全国高校野球選手権大会の東西東京大会開会式が8日、東京・神宮球場で行われ、小池百合子東京都知事が祝辞を贈った。

 小池都知事は、炎天下の壇上で、「皆さ~ん、こんにちわ」と笑顔を見せると、東西合わせて272校(東141校134チーム、西131校128チーム)の出場学校とチーム数を示しながら、「フェアプレーの精神に基づき、これまで培ってきた実力を思う存分発揮してほしい。多くの方々に感動を与えられるような熱戦を期待します。3年後の東京五輪では野球も正式種目となります。野球を世界に発信するまたとない機会。ここにいる皆さんにはその大切な担い手になっていただきたい」などとエールを送った。

 小池都知事はまた、祝辞の中に江戸時代の剣豪・柳生宗矩の「われ人に勝つ道を知らず、われに勝つ道を知る」の言葉を用い、「自分に勝つことで他人に勝つ道も切り開けていく。克己ということです」などと説いた。

 さらに小池都知事は、開会式直後の東東京大会1回戦、立教池袋-九段中等戦に先立ち、始球式にも登場。白を基調のスポーツウエアに緑の花リボンをあしらい、あでやかに投球。ボールは左打者の後方をツーバウンドして捕手がミットに収めた。

 記念のボールを受け取った小池都知事はそれを一塁側スタンドの観客席に投げ入れた。その後の囲み会見で、高校時代にソフトボール部に入っていたことを振られると、「はい、ピッチャーで、勝った試しがありませんでした」と笑顔で答えていた。

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