球場で鉄パイプ落下 オリックス中島の腰付近に当たる
「オリックス-ロッテ」(京セラドーム大阪)
試合前、オリックスの練習中にバックスクリーンの大型スクリーン下5階席から鉄パイプが落下する事故が起きた。
鉄パイプはグラウンドでバウンドし、ストレッチをしていた中島宏之内野手(34)の右腰から背中にかけてぶつかった。
一時は担架が用意されるなど、騒然となったが、中島は自力で歩いてベンチに戻った。その後、トレーナーとともに大阪市内の病院で診察を受けた。幸いにも大事には至らず、打撲と診断された。
当時、大型スクリーン下ではスポンサーの横断幕を設置する作業をしていた。鉄パイプはその骨組みになるもので、一歩間違えれば大惨事になりかねなかった。
球団の玉川民平事業本部副本部長(56)は「今後はすべての作業の見直しを行いたい。再発防止に対応していきたい」と謝罪。また所轄の警察署にも一報を入れ、現在は指示を待っているという。
なお、中島はベンチ入りしたが、スタメン出場からは外れた。