DeNA今永「悔しい」1球に泣く 「今年一番」の力投も…魔の七回

 「広島5-1DeNA」(10日、マツダスタジアム)

 1球に泣いた。DeNA・今永昇太投手(23)が、7回を9安打2失点で5敗目。「1球でチームを勝たせられなかった。情けないですし、悔しいです」と唇をかんだ。

 力投していた2年目左腕がハマった落とし穴は、1-0の七回1死二塁。1ボールから甘く入ったチェンジアップを代打・バティスタに左翼席に運ばれ、痛恨の逆転を許した。序盤から直球が走り、変化球もさえた。走者を出しても粘った。「今年一番と言っていいぐらい調子が良かった」。だからこそ失投を悔やんだ。

 首位を独走するチームの勢いにのみ込まれてしまった今永。「打線が強力。今日以上のピッチングをしないと勝てない。次はしっかりゼロで抑えたい」とリベンジを誓った。

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