工藤ソフトバンクは石川&松本裕で迎え撃つ 内川は無理使いしない
ソフトバンクの工藤公康監督(54)は10日、楽天2連戦(ヤフオクドーム)に自然体で臨むことを強調した。則本、岸をつぎ込む相手を、石川と松本裕の若手コンビで迎え撃つ考えだ。
2人で通算168勝の楽天コンビに対し、石川と松本裕は今季初勝利を挙げたばかりで、それぞれ4勝と2勝。工藤監督は「まだ7月。大事なのは今のペースを崩さないこと。7月の終わりからは9連戦もあるし、そこでしっかり勝ち越せるように」と説明した。
楽天との首位攻防2連戦は球宴前のラストカードだが、頸椎(けいつい)捻挫の影響で3打席限定出場が続く内川も無理使いはしない方針。「勝ちたいのは120パーセント」と笑う工藤監督は、あくまで「実りの秋」を見据えている。