ヤクルト2度目の10連敗 47年ぶり屈辱

 「巨人8-3ヤクルト」(12日、東京ドーム)

 47年ぶりの屈辱。ヤクルトが前半戦最後の試合にも負けて泥沼の10連敗。2度の11連敗を記録した1970年以来となる、1シーズン2度目の2桁連敗を喫した。

 初回、先制直後の1死満塁の絶好機に得点を奪えず。真中監督は「宮国の立ち上がりをもう少し攻められると展開は違った。立ち直らせてしまった」と悔しさをにじませた。

 連敗脱出を託された先発のブキャナンが今季最短の4回2/3で自己ワーストの7失点と炎上。先発野手全員安打の12安打をマークした打線は3点止まり。

 借金は24に膨らみ、首位・広島とは前半戦終了時点で23・5差。指揮官は「選手たちができることをやって、応援してくれるファンの期待に応えられるようにしたい」と後半戦での巻き返しを誓った。

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