史上初の0-0ドロー フレッシュ球宴MVPは2二塁打のソフトバンク曽根
「フレッシュ球宴、全イースタン0-0全ウエスタン」(13日、静岡草薙球場)
53回目のフレッシュ球宴史上初となる0-0の引き分けに終わった。両軍とも4安打。過去の引き分け6回はすべて両軍が得点を挙げていた。
全イースタンは9投手が1イニングずつ無失点。全ウエスタンは七回まで7投手が1イニングずつ無失点に抑え、八、九回は古谷(ソフトバンク)が6打者を完全に抑えた。
試合時間は2時間10分だった。
最優秀選手賞(MVP)にはソフトバンク・曽根海成内野手が選出され、賞金100万円を手にした。優秀選手賞には藤平(楽天)と古谷(ソフトバンク)が選ばれ、各50万円を贈られた。
MVPの曽根は全ウの「9番・遊撃」でフル出場し、三回に右線へ、五回には右中間へ2本の二塁打を放った。「ヒット2本はたまたまですが、非常にうれしいです。(水上監督からは)『ナイスバッティング』と褒められた。(八回の第3打席は空振り三振)欲を出してホームランを狙いにいったが、変化球だったので打てなかった」などと振り返った。
全イの2番手で二回を2奪三振無安打に抑えた藤平(楽天)は、「3者連続三振を狙いにいったが、あと一歩のところで取れなかったので、次は(1軍の)オールスターの方に出られるように頑張って、3者連続三振を取ります」などと語った。