帝京が逆転で初戦突破 前田監督「大変だなあ、こんなのばっかり」
「高校野球・東東京大会3回戦、帝京5-2立教池袋」(14日、神宮球場)
第1シードの帝京が逆転勝ちで初戦を突破した。
初回にソロで先制を許すなど、2度のリードを奪われる展開。それでも、1点を追う五回に同点とすると、七回に4番・浅野丈外野手(3年)の中犠飛で勝ち越しに成功。続く5番・金村和広内野手(3年)の中越え2ランで加点した。四回途中から登板した松沢海渡投手(2年)が、5回1/3を無失点の力投で反撃を封じた。
いきなりの苦戦に前田三夫監督は「大変だなあ。こんなのばっかりだよ、初戦は」と苦笑い。11年夏以来遠ざかる甲子園出場についての問いには「ご老体に何を言ってるの」と自虐的なジョークを飛ばしつつ「中には笑っている生徒もいたけど、笑っている場合じゃないよ。1つ、2つ勝って、そこからだな」とナインにハッパをかけた。