全パが3本塁打で快勝 MVPはV打の内川 苦笑い「大谷選手が見たかったのでは」

 MVPに輝いたソフトバンク・内川聖一(中央)と敢闘賞の(後列左から)西武・秋山翔吾、日本ハム・西川遥輝、DeNA・筒香嘉智
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 「マイナビオールスターゲーム・第1戦、全セ2-6全パ」(14日、ナゴヤドーム)

 全パが終盤に得点を重ね逆転勝ちした。これで対戦成績を81勝78敗11分けとした。MVPは八回に決勝打を放った内川聖一外野手(ソフトバンク)が選ばれた。13年以来4年ぶり2度目の受賞となった。

 1点を追う全パは七回、2死一、二塁から代打デスパイネ(ソフトバンク)の右前適時打で同点とした。八回には2死二塁から内川の中前適時打で勝ち越し、続く西川(日本ハム)が右翼席へ2ランを放ちリードを広げた。九回にも中田(日本ハム)がバックスクリーンに飛び込む本塁打でダメを押した。

 初回には1番の秋山(西武)が左翼席へ球宴史上9人目となる先頭打者本塁打を放った。

 全セは1点を追う四回に4番・筒香(DeNA)のソロ本塁打で同点とし、六回にはゲレーロ(中日)の左線に適時二塁打で勝ち越したが、終盤に投手陣が失点した。

 内川は七回に大谷(日本ハム)の代打で出場し2打数2安打1打点と存在感を示した。お立ち台で「唯一の心配事としては(七回に出場した際)大谷選手の代打でしたので、ファンの方は大谷選手が見たかったのではないかなと。申し訳ないなと思いながら代打、出させてもらいました」と苦笑い。勝ち越し打の場面では「心の中には100%MVPがよぎって、ここで打てたら、もしかしたらチャンスがあるかもと思いながら打席に入りました」としてやったりの一打を振り返った。

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