ドラフト候補右腕の星槎・本田が3安打13K完封 三回2死まで8連続三振
「高校野球神奈川大会・2回戦、星槎6-0上矢部」(16日、サーティーフォー保土ケ谷)
今春県4強の星槎が快勝。今秋ドラフト候補右腕のエース・本田仁海投手(3年)が3安打完封、13奪三振の快投で、チームを初戦突破に導いた。
初回先頭から連続三振のスタート。2死から連続四球で一、二塁のピンチを迎えたが、空振り三振で切り抜けた。
146キロを計測した直球とスライダーなどの変化球をコースに投げ分け、三回2死までのアウト8つはすべて三振。後半にややペースは落ちたものの、七回まで毎回の13三振を奪った。
「初戦で力みはあったけど、抑えられたのはよかった。甲子園に出場するのは星槎の目標なので、自分が導けたらいい」と笑顔を見せた本田。桐蔭学園を指揮して春夏10度の甲子園出場を誇る就任3年目の土屋恵三郎監督は「立ち上がりが課題だったけど、成長してきた」とエースをたたえた。