三田松聖プロ注目捕手 稲富1安打1打点3回戦進出
「高校野球兵庫大会・2回戦、三田松聖5-2兵庫商」(16日、ほっともっと神戸)
プロ注目の三田松聖・稲富宏樹捕手(3年)が、1安打1打点で3回戦進出に貢献した。初回1死満塁で一ゴロの間に先制点を叩き出すと、守備でも3投手を好リード。主将としては勝利を喜んだが、「僕自身はふがいなかった。次の試合までに準備をしたい」と次戦へ目を向けた。
最後の夏に懸ける思いは強い。1年春からベンチ入りしたが、直後にストレスが原因の紫外線アレルギーを発症。日光を浴びると体調が悪化し、意識がもうろうとする症状に苦しんできた。
だが、今年6月にアレルギーなどの対策のため、センソリセラピーを受けると一気に改善。「この夏は万全」と自信を見せる。高校通算12本塁打の強打と、二塁送球1・73秒の強肩で甲子園を目指す。