西武・源田 いざレジェンド超え 球団新人盗塁記録25にあと1

 西武の源田壮亮内野手(24)が16日、球団の新人盗塁記録の更新を誓った。前半戦に24盗塁をマーク。前身の西鉄時代の53年・豊田泰光、81年・石毛宏典の25盗塁を、17日からのソフトバンク3連戦で超える覚悟だ。

 「簡単ではないが、記録を超えられたらいいと思っている」。前半戦は全79試合にフルイニング出場し、12球団最多の69盗塁というチームの“足攻”を支えた。盗塁成功率は8割を誇り、リーグトップの日本ハム・西川とはわずか1差。初タイトルも視界に入る。

 球団の遊撃手の大先輩にあたる豊田、石毛はともに20本塁打以上を記録し、新人王にも輝いた。源田は現時点で3本塁打と長打力で劣るとはいえ、盗塁数は2人を上回るのは確実。こちらも新人王の有力候補だ。

 この日は空路で福岡入り。今カードでの“レジェンド超え”は、12球団屈指の強肩を誇る甲斐との戦いにもなる。「(ソフトバンクは)厳しい相手だけど、自分はやれることをしっかりやるだけ」。快足ルーキーがパの2強に揺さぶりをかける

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