巨人、連勝4で止まる 緊急先発・高木勇は4回2/3を2失点
「中日6-1巨人」(18日、ナゴヤドーム)
巨人・山口俊の先発回避で始まったゲームは投打がかみ合わず、前半戦終盤からの連勝は4でストップした。それでも緊急先発した高木勇は4回2/3を2失点と奮投。高橋監督は「実質ホームランの1点だけ。良かったんじゃないですか」と右腕をねぎらった。
中継ぎとして帯同してきた高木勇は4月19日以来の先発。この日午後、宿舎でのミーティングで先発を言い渡されたという。「チャンスだと思って意気込んでいました」。四回までは味方の失策による1失点のみ。だが、同点の五回1死から福田に勝ち越しソロを浴び、「結果として反省点」と唇をかんだ。
早めの継投で勝負を懸けたが、救援陣も4失点。打線も7安打で1点止まり。八回以外は先頭打者が出塁できず、「それぞれが(塁に)出なくちゃいけない」と指揮官も厳しい言葉を連ねた。山口のトラブル疑惑でチームに漂った暗雲を振り払うには勝利しかない。気持ちを切り替えて次戦に挑む。