青藍泰斗のプロ注目右腕・石川が151キロ 6回10Kで4強 次戦は作新
「高校野球栃木大会・準々決勝、青藍泰斗11-1石橋」(19日、栃木県総合運動公園)
青藍泰斗(せいらんたいと)が六回コールド勝ちで4強入りを決めた。
今秋ドラフト上位候補右腕の石川翔投手(3年)が6回3安打1失点で完投。自己最速となる151キロを計測した直球にスライダーのキレもよく、毎回の10三振を奪った。
2日の練習試合で左足首をねんざ。初戦、2回戦はリリーフで、3回戦は登板機会がなかった。今大会初先発で順調な回復ぶりを証明。「調子がよかった。思ったより球がキレていた」と納得の表情を浮かべた。
次戦は昨秋に敗れた作新学院と同じ準決勝で激突。石川は「打倒・作新でやってきた。気持ちで押し切りたい」と夏6連覇中の王者を止めることを誓った。