ヤクルト47年ぶり13連敗 バレンティン&山田3発でもダメ
「DeNA5-3ヤクルト」(19日、横浜スタジアム)
勝てるすべが見つからない。ヤクルトは、バレンティンと山田のアベック弾も実らず、逆転負け。7月はいまだ勝ち星なく、47年ぶりの13連敗で、球団ワーストの16連敗も見えてきた。真中監督は「必死にプレーした結果です。残念ですが、精いっぱい戦っている」と、選手をかばった。
主砲のバレンティンが勝利への執念を燃やした。二回に先制の13号、七回に勝ち越しの14号。不調の山田も負けじと、六回に14号アーチを描いた。ただ、3本全てソロ。故障者が多い状況で頼みの両輪が打線を引っ張ったが、白星には結びつかなかった。
21日からは本拠地に戻って阪神と戦う。静寂に包まれた三塁ベンチ裏。バレ砲は「またあさって。チーム一丸でやっていく」と、必死に仲間を鼓舞した。