丸亀城西、12年ぶり夏の甲子園に王手 決勝の相手は三本松

 「高校野球香川大会・準決勝、丸亀城西6-3丸亀」(22日、レクザムスタジアム)

 丸亀城西が、粘る丸亀を振り切り2年ぶりの決勝進出を決めた。

 初回に主将の4番・清水啓右捕手(3年)が2死二塁から先制タイムリーを放つと、三回には5番・渡辺将人外野手(3年)の右翼線適時二塁打で2点を追加した。

 先発・大西徳哉投手(2年)が中盤に相手打線につかまり3点を失ったが、五回途中から2番手で登板した大前輝明投手(2年)が、力強い直球と鋭いスライダーを武器に4回1/3を投げ1安打無死点と好リリーフ。5-3の八回には、大前が公式戦初アーチとなる左越えソロ本塁打を放ち、1点を追加した。

 河本浩二監督(50)は「苦しい試合だったが、大前がよく投げてくれた。守りも良かった」と話し、投打で活躍した大前は「自分の力を発揮できたと思う。ホームランも自分にとって大きかった」と胸を張った。

 丸亀商時代の1980年センバツでベスト4入りした経験もある名門は、2005年以来、12年ぶり5度目の夏の甲子園を狙う。

 決勝の相手は三本松。今春の県大会では準決勝で対戦し、3-4で敗れた。清水主将は「三本松は投手も打線も力がある。自分たちは守りからリズムを作りたい」と意気込みを口にした。

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