橋下徹氏の母校、超進学校の北野は16強ならず エース牧野「宇宙関係の技術者」志望

大冠に敗れ悔しそうな表情で整列する北野ナイン=万博(撮影・山口登)
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 「高校野球大阪大会・4回戦、大冠8-2北野」(23日、万博記念公園野球場)

 昨秋大阪大会8強の北野は大差で敗れ、16強入りはならなかった。

 エース左腕・牧野斗威(とうい)投手(3年)は完投も8失点。「調子はあまりよくなかった。相手打者はどの球に対してもいい打撃をしてきて、投げる球がなくなって追い込まれたのが反省で、悔しい」と唇をかんだ。

 山あり谷ありの半年間だった。昨秋の好成績で注目を集め、昨年末には高校大阪選抜に選ばれた。履正社・安田尚憲内野手(3年)らプロ注目の選手とチームメートになり、刺激を受けた。一方で、今年3月には左肘痛のため思うように投げ込みができず、焦ったことも。「なぜオレが注目されるんだろうと戸惑い、結果に縛られていた時期もあった。でも、あの経験である程度は成長できた」と振り返った。

 全国有数の進学校で、卒業生には橋下徹前大阪市長、NHK有働由美子アナウンサーらが名を連ねる。牧野は京大進学を志望しており、将来は「宇宙関係の技術者になりたい」と話す。24日からは授業と模試が待っている。大学でも野球部に入るつもりで「大学では悔しい結果を味わうことがないようにしたい」と未来を見据えた。

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