丸亀城西の夢は来年へ持ち越し 強打止められず…先発・大西悔し
「高校野球香川大会・決勝、三本松7-1丸亀城西」(23日、レクザムスタジアム)
三本松の強打を止められなかった。丸亀城西・河本浩二監督(50)は「甘い球を逃さず打ってきた。相手打線が上でした」と唇をかんだ。
先発・大西徳哉投手(2年)は、制球に苦しみながらも四回まで無失点。しかし、1点を先制した直後の五回に集中打を浴びた。1死二塁から連続適時打。さらに4番・盛田に対しては、内角低めを狙った速球が高めに浮いて右翼席に運ばれた。
緊張感に包まれた決勝戦のマウンド。大西は「立ち上がりから高めにいったり、浮いてしまった。悔しいです」と声を震わせた。
学校創立100周年。記念の年に甲子園切符を手にすることはできなかった。しかし、守り勝つ野球で快進撃を見せた。夢は来年へと続く。