ヤクルト杉浦、出身地・北海道で再起図る「活躍することが恩返し」
ヤクルト・杉浦稔大投手(25)と日本ハム・屋宜(やぎ)照悟投手(28)の交換トレードが成立したと24日、両球団が発表した。
杉浦は帯広大谷高、国学院大を経て2014年ドラフト1位で入団。度重なる故障の影響もあり通算6勝で、今季は4月26日を最後に登板はなく、現在は右肩の違和感で2軍調整している。
1月には元モーニング娘。の紺野あさ美さんと結婚。共に北海道出身ということもあり、既に退社している夫人と共に、原点で再起を図ることとなった。
杉浦は「急なことで驚いています。約3年半でしたが、入団してからお世話になりっぱなしで、ヤクルト球団、ファンの皆さんには感謝の気持ちしかありません。北海道は出身地でもありますし、活躍することが皆さんにも恩返しになると思いますので頑張ります」とコメントした。
一方、屋宜は沖縄・中部商高、国士舘大、社会人野球のJX-ENEOSを経て、2013年ドラフト6位で日本ハムに入団。プロ通算21試合で3勝0敗、防御率は3・96。昨季、今季ともに1軍登板はなし。入団会見は25日に行われる。