巨人・阿部、岐阜城で2000本へ思い新た「簡単なことではない」
通算2000安打まで残り19本としている巨人・阿部慎之助内野手(38)が24日、難攻不落の名城から偉業達成への意を強くした。
25日の広島戦へ向け岐阜入り。当地での全体練習後、金華山山頂にある岐阜城天守閣を訪れた。「難攻不落と言われている城だけど、何かを成し遂げるのは簡単なことではない。ここに来て、改めて痛感させられた」。落城への道のりの難しさを痛感し、表情を引き締めた。
自らもチームの大黒柱として勝利を希求しながら、記録との戦いに挑んでいる。首位との3連戦を前に「どんな状況でも一本一本の積み重ねが大事。チームの勝ちにつながる一打を打ちたい」と力を込めた。戦乱の時代を生きた先人たちの息吹を糧に、歩を進めていく。