ヤクルト・バレ 日本だけで200号 

 「ヤクルト9-8中日」(25日、神宮球場)

 4時間38分の激闘を山田のサヨナラ押し出し四球で制した乱戦。試合序盤では助っ人2人が、メモリアルアベックを放った。来日7年目のバレンティンが史上102人目の通算200号本塁打をマークすると、新外国人のリベロも来日1号をお見舞いだ。

 1点を追う初回。1死一塁でバレンティンが左翼席に15号2ラン。「去年の日米通算より、日本での200号の方がいい気持ち」と喜んだ。

 1点リードの三回は1死二塁で今度はリベロが左翼席に2ラン。3試合、10打席目での記念弾で初打点も記録。一、六回に安打放ち、来日初の猛打賞もマーク。「自分の内容もそうだけど、チームが勝ったのが良かった」。“師匠”のバレンティンからは「(自身に)追いつくまでにあと199本だね」と“ゲキ”も飛んだ。

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