横浜・増田 高校通算30号ダメ押し弾
「高校野球神奈川大会・準々決勝、横浜9-1相洋」(25日、横浜スタジアム)
豪快に振り抜いた。七回、プロ注目の横浜・増田珠外野手(3年)が左中間席へ高校通算30号となる2ラン。七回コールドで準決勝に進出した。2戦連発の主砲は「内角寄りの真っすぐ。自分のポイントで打てました」と満足げに笑った。
この日のスタメンは3年生が3人だけ。一回には来秋ドラフト候補の5番・万波中正外野手(2年)が走者一掃の適時三塁打を放ち、打線に火をつけた。増田は「自分はつなぎの4番。万波が打てるようになり、自分も楽に打席に入れる」と相乗効果を口にする。
帽子には「声と笑顔でチームを救え」と記し、精神面でも仲間を支える。強打の桐光学園と戦う準決勝に向け、「相手より1点、上回れるようにしたい」と力を込めた。