早実・清宮が高校通算107号 最多記録に並ぶ

早実ー八王子 7回表早実無死、ソロ本塁打を放つ清宮=神宮(撮影・出月俊成)
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 「高校野球西東京大会・準決勝、早実-八王子学園八王子」(28日、神宮球場)

 春夏連続の甲子園出場を目指す早実は、2年連続の優勝を狙う八王子学園八王子と対戦。主将の清宮幸太郎内野手(3年)は「3番・一塁」で先発出場し、七回の第4打席で高校通算107号となるソロ本塁打を放ち、最多記録とされる、神港学園時代の山本大貴内野手の同107本塁打に並んだ。

 2-1で迎えたこの回、先頭の清宮は相手エースの右腕・米原大地投手(3年)に対し、2ボールからの3球目、外角低めの変化球をたたき、左中間スタンドへ運んだ。

 初回の第1打席は無死一、二塁から二ゴロで各走者を進めた。初球の外角寄り変化球を引っ張って転がした。

 三回の第2打席は1死からストレートの四球で出塁。次打者・野村大樹捕手(2年)の左中間適時二塁打で一気に生還した。

 五回の第3打席は先頭で捕飛に倒れた。カウント2-1からの低め変化球を打ち上げた。

 2年ぶりの夏出場を目指す早実にとって、八王子学園八王子は昨夏の準々決勝で敗れた相手。

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