プロ注目の履正社・安田「120%出し切れた。悔いはないです」

 「高校野球大阪大会・準決勝、大阪桐蔭8-4履正社」(29日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 プロ注目のスラッガー、履正社・安田尚憲内野手(3年)の高校野球が終わった。センバツでも優勝を争った宿敵の大阪桐蔭に屈し、最後の夏の甲子園出場を逃した。4打数1安打1三振で打点はなし。三回1死一、二塁での左飛、七回1死一塁の中飛はいずれも外野に大飛球を打ち上げたが、フェンスを越えることはなかった。

 「すごく悔しいですけど、最後の最後までチームの皆とベストなプレーができたので、そこに後悔はないです。これからも履正社の歴史は続くと思うので、この敗戦を糧にしてもらって、次こそ絶対に勝ってもらいたいです」と打倒大阪桐蔭を後輩に託した。

 「お互いしのぎを削ってやってこられて、すごく成長できたと思います」とライバルの存在に感謝。「最後は勝ちたかったというのが本音ですけど、最後まで全力でプレーできてよかったと思います」と敗戦後も涙はなかった。「甲子園に行きたかったという気持ちもありますけど、最後は大阪桐蔭に対して120%出し切れたので仕方ない。悔いはないです」と胸を張った。

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