DeNA・飯塚 4度目の先発もプロ初勝利は遠く…
「巨人-DeNA」(30日、東京ドーム)
プロ3年目のDeNA・飯塚が、4度目の挑戦でもプロ初勝利はならなかった。
いきなり初回1死からマギーの先制ソロを浴びたが、その後は粘りの投球を展開する。
三回は2死二、三塁と攻められながら亀井を中飛に打ち取り、四回は2死満塁では寺内を二ゴロ。五回1死一、三塁では長野を遊ゴロ併殺打に切り、再三の危機でも勝ち越しを許さなかった。
同点の六回2死から陽岱鋼へ死球を与えたところで降板。20歳の右腕は自己最多となる102球を投じ、5回2/3で7四死球を許しながらも1失点の好投を見せたが、プロ4試合目の先発も初勝利には届かなかった。
降板後、飯塚は「常に走者を背負った投球で、守備に助けられた結果になった。攻撃に良いリズムでつなげることができなかった。六回は投げ切りたかったですが、早い段階での降板になり、中継ぎ陣に申し訳ない」と悔しさをにじませた。