清宮フィーバーだ!東京大会初の「神宮満員札止め」
「高校野球西東京大会・決勝、東海大菅生6-2早実」(30日、神宮球場)
西東京大会決勝戦の行われた30日の神宮球場は、これまでの東西東京大会を通じて初の「満員札止め」となった。早実・清宮幸太郎内野手(3年)の新記録達成にも注目が集まる中、多くのファンが集結。午前11時過ぎには当日券1万5000枚の完売アナウンスが流れた。
球場開場時の午前6時52分には徹夜組も含め、1000人以上の観客が並んだ。最後尾が左翼後方の神宮第2球場正門まで達するほどの、長蛇の列となった。
前売り券1万枚は準決勝が行われた28日の時点ですでに完売しており、午後1時過ぎの試合開始前には内外野席が観客で埋め尽くされた。この日の観衆は小中学生や招待客を含め、観衆3万人と発表され、五回終了時点での報道陣は46社294人を数えた。
球場周辺のコンビニエンスストアも盛況で、入り口から一方通行による歩行規制がかかり、暑さ対策用の飲み物や軽食商品をピックアップするのも一苦労。1人がレジを終えるまでに約20分間を要する光景が見られた。