巨人待つ、清宮の決断 スカウト会議で方針確認

 巨人は31日、都内の球団事務所でスカウト会議を開き、プロか進学か今後の進路が注目される早実・清宮幸太郎内野手(3年)について、その決断をギリギリまで待つ方針を確認した。

 甲子園に出なくても、“別格”の位置付けに変わりはなかった。岡崎スカウト部長は18歳の揺れる心情に配慮しながら「(進路は)我々がどうすることもできない。10月12日だったかな、プロ志望届の締め切りは。そこまでになるのかならないのか分からないけど。その時になったら分かる。待つ?そうですね」とうなずいた。

 早実敗退から一夜明け、現場の話題も清宮中心だった。高橋監督は遠征先の静岡への移動前、スラッガーについて言及。前日はDeNA戦と重なり試合を見られなかったというが「この夏、あっち方向(逆方向)が多くなったね。どんな球場でもだいぶ飛んでるもんね」と、大会を通じて注目していたことをうかがわせた。

 実力、スター性も申し分なし。その姿は球団OBの松井秀喜氏と重なる。岡崎スカウト部長は「タイミングの取り方、柔軟性、トップからインパクトまでの速さ、一番大事なものがあるように思う」と、改めて大絶賛。ドラフト1位の最有力候補として、今後も追い続けていく。

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