ラミ監督痛恨ドロー…守護神・山崎康が2試合連続救援失敗
「DeNA4-4中日」(2日、横浜スタジアム)
白星がスルリと逃げた。痛恨のドロー。DeNA・ラミレス監督は「九回2アウトまで追い込みましたけど、アウトを取れなかった。仕方ない。前を向き続けるしかない」と厳しい表情を浮かべた。
勝利は目前だった。2点リードの九回。マウンドに守護神の山崎康を送った。だが2死一、二塁のピンチを招き、代打・遠藤に中前適時打を浴びると、守備のミス(三塁悪送球)も重なって一塁走者の生還も許し同点に追いつかれた。
山崎康は、サヨナラ負けを喫した7月30日・巨人戦から2試合連続でリードを守ることができなかった。それでも「たまたま2試合続いたということ。何か変えようとかそういうつもりは全くないです」とこれまで通りの信頼を口にした。
「今日の引き分けは、シーズンが終わった時にどういう意味か分かると思う」と指揮官。そして「一戦一戦勝ちにいく。集中するのはBクラスとの差を広げること」と必死に前を向いた。