WASEDAのコウタロウが登場 早稲田佐賀・主将、清宮は「意識しません」

 「全国高校野球選手権・甲子園練習」(3日、甲子園球場)

 「WASEDAのコウタロウ」が聖地にやってきた。初出場の早稲田佐賀は主将・占部晃太朗(こうたろう)内野手(3年)が、攻守ではつらつとした動きを見せた。

 同世代ナンバー1スラッガーの早実・清宮幸太郎(3年)と名前が同じ。着ているユニホームも同じで、チーム内では同じ主将も務めている。「よく『コウタロウなんだね』と言われます…」と苦笑いを見せた。

 高校通算最多タイの107本塁打を放っている清宮に対して、占部の高校通算本塁打は2本。「レベルが違うので…。意識はしません」。甲子園では主将としてチームをまとめ、自分らしいプレーを約束した。

 占部は小学校時代に、世界大会で活躍する清宮の姿を見て存在を知った。「県は違うけど、まさか高校で同じ早稲田のユニホームを着るとは…」と不思議な縁を感じていた。

 高校入学後に対戦する機会はなかったこともあり、今夏は両校出場することを願っていたが、夢はかなわなかった。「早実さんは実績もあるチームですし、系属校として甲子園で試合をしたいな、と思っていたんですけどね。僕らはまだ(創立)8年目ですけど、早稲田の代表として頑張りたいと思います」と同じユニホームを着る“仲間”の分も活躍を誓った。

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