広陵悲願日本一へ 岩本主将「一戦必勝」
「第99回全国高等学校選手権大会」(7日開幕、甲子園)に出場する広陵(広島)が3日、広島駅で行われた壮行式で悲願の日本一を誓い、決戦の舞台へ出発した。
3年ぶり22度目となる夏の甲子園。決勝進出は過去3度あるが優勝はない。岩本淳太主将(3年)は「広島県代表として自覚を持ち、日本一を目指して一戦必勝で頑張ります」と抱負。中井哲之監督(55)は「いよいよ始まるなという気持ち。(目標は)全国優勝と言いたいですが、まずは初戦をしっかり戦いたいと思います」と気持ちを引き締めた。
壮行式には広島大会準決勝で対戦した広島商の川上俊主将(3年)が駆けつけ、永遠のライバル校からエールを送られた。
壮行式に先立ち、ナインは湯崎知事と松井市長を表敬訪問。知事から激励の言葉をかけられ、必勝しゃもじなどが手渡された。
4日に甲子園練習と抽選会に臨む。一丸野球で“広陵旋風”を巻き起こす。