京都成章19年ぶりの夏 因縁の横浜との“再戦”へ上位進出誓う
「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」(4日、フェスティバルホール)
第99回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が行われ、1998年の準優勝以来、19年ぶり3度目の出場となる京都成章(京都)は神村学園(鹿児島)と第7日第1試合での対戦が決まった。
松井常夫監督は「大会が始まって1週間たってからの試合なので、もう一度、チームを締め直すことができる」と話した。
19年前の決勝は、横浜・松坂大輔(現ソフトバンク)にノーヒットノーランを喫した。当時の部長だった松井監督は「当時のチームも今年のチームも、下馬評は高くないが、京都大会から1戦1戦力をつけてきたところが似ている」と現チームを評価。今大回は準決勝以降でなければ横浜との対戦がないが「攻めの守りをして、チャンスをものにしたい」と上位進出を誓った。
エースで主将の北山亘基投手(3年)は「うちは守備でリズムを作るチーム。甲子園でもその意識でやりたい。全員で戦って勝つ」と闘志を燃やした。