DeNAラミレス監督、広島のマジック点灯阻止誓う「横浜ではさせない」
「DeNA13-3広島」(4日、横浜スタジアム)
DeNAは、約1カ月ぶりに2桁得点をマークするなど打線が爆発して大勝。アレックス・ラミレス監督は、満足げな笑みを浮かべた。
打線を引っ張ったのは不動の1番・桑原だった。二回に逆転の満塁本塁打を放つなど3安打5打点と大暴れした。指揮官は「桑原がしっかり打ってくれた。我慢して使ってきましたが、1番が塁に出れば、チームは勝っていける。勝負強いと思います。きっと何かをやってくれるだろう、と誰もが思っていると思う」と手放しで褒めた。
移籍後初の3安打猛打賞をマークした田中浩についても「チャンスに強い。毎日、プレーするわけじゃないですけど、出た時に仕事をしてくれている」と高評価した。
DeNAは対広島戦を8勝7敗とし、リーグで首位チームに勝ち越している唯一のチームとなった。「広島相手にいい成績を残しているチーム、そこそこ戦えているチームはウチと(それ以外も)少ないと思う。いいことだと思う」と分厚い胸を張った。
この夜、敗れれば広島にマジックが点灯し、チームの自力優勝の可能性も消滅するところだったが、直接対決で勝って阻止した。ラミレス監督は「今の一番の目標は、横浜でマジックを点灯させないということ。あした、あさって、しっかり勝っていければ」と力強く誓った。