広陵「一戦必勝」 プロ注目・中村快調!甲子園練習最初のスイングでサク越え

 「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」(4日、フェスティバルホール)

 組み合わせ抽選会が4日、大阪市内で行われた。3年ぶり出場の広陵は、大会第4日第1試合で中京大中京との古豪対決が決まった。中井哲之監督(55)は一戦必勝を宣言。甲子園練習では、プロ注目の中村奨成捕手(3年)が聖地1スイング目に柵越えを記録。決戦への準備は整った。

 中京大中京との初戦。壇上に上がった岩本淳太主将(3年)と、見守るナインの表情がより一層引き締まる。中井監督は平常心を強調し、目の前の一戦に集中力を高めた。

 「いよいよ始まる。引いたくじが一番いいくじだと思って、全力を尽くして一戦必勝の気持ちで臨むだけ。相手がどうこうではなく、自分たちの野球ができるかどうか」

 2度のセンバツ優勝と夏は準優勝に1度導いた実績を持つ指揮官。選手を信じ、今までとやることは変わらない。

 主将の思いも同じだ。「甲子園に来ることが目標ではない。勝つことが目標。まずは初戦に勝って、勢いに乗っていきたい」と気持ちを高ぶらせた。

 抽選会前の甲子園練習では、プロ注目の中村がバットで魅せた。ノック後に行われた打撃練習で3番目に打席へ。一振りで快音を響かせると、打球を右中間席へ運んだ。「(柵越えは)気持ち良かったです。球場の広さやグラウンドの硬さなどもしっかり確認できた」と準備は万端だ。

 注目の一戦は大会第4日の第1試合。「できるだけ早くと思っていた。早く試合がしたい」と中村。暑い聖地で広陵ナインが躍動する。

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