秀岳館・鍛治舎監督 優勝候補・横浜との対戦喜ぶ
「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」(4日、フェスティバルホール)
組み合わせ抽選会が大阪市内で行われ、3季連続で甲子園4強の秀岳館は、優勝候補の横浜と大会第4日に対戦する。実力校同士の顔合わせに会場にはどよめきが起きたが、鍛治舎巧監督(66)は「大変光栄なこと。相手にとって不足はない。がっぷり四つに組んでやりたい」と対戦を喜んだ。
勝敗の鍵は、ともに最速148キロを誇る川端健斗投手と田浦文丸投手(ともに3年)の左腕コンビが握る。横浜は神奈川大会で4試合連続を含む5本塁打の4番・増田らを擁する強力打線だが、2人は春夏計5度も甲子園を制している伝統校との対戦を楽しみにしている。
川端は「攻め方はまだ考えていないけど、自信を持って投げたい」と強調。田浦は「逃げたりしないで、自分の投球をしたい」と強気の投球を誓った。日本一がチームの悲願。ダブル左腕が初戦で強豪を倒し、夏の戦いに勢いをつける。