オリックス・大山暁史が6球でプロ初勝利 「自分がまさか勝てるとは…」
「日本ハム4-6オリックス」(5日、札幌ドーム)
オリックスの3番手で登板した大山暁史投手にプロ初白星がついた。お立ち台では「自分がまさか勝てるとは思っていなかったので、うれしいです」とプロ4年目での勝利を喜んだ。
3-4と1点リードされていた六回に大山は登板した。1死二、三塁のピンチで中島のセーフティースクイズを防ぎ2死に。続く西川を投ゴロに打ち取った。直後の七回にロメロの決勝20号2ランが出たため、大山に白星が転がり込んだ。
試合の流れを左右する場面での登板を、「ピンチだったんですけど、目の前のバッターに集中して投げることができました」と振り返った左腕は、セーフティースクイズも「投げる前にキャッチャーとセーフティースクイズあるよと話していたので、頭にはありました。抑えられて良かったです」と想定していたことを明かした。
打者2人、わずか6球での初白星に「(内容が)濃かったと思います」。ベンチでは「そんなドキドキはしていないですけど、後ろのピッチャーもいいので、抑えてくれるなと思っていました」と味方を信じて勝利を待った。
13年のドラフト8位で入団。今季は21試合目の登板だった。「これから1試合1試合頑張って勝っていくので、応援よろしくお願いします」と誓った。