西武 60年ぶりの14連勝ならず 九回に4点差追いつく執念、辻監督「いい負け方」
「西武7-8ソフトバンク」(5日、メットライフドーム)
西武の連勝が13で止まり、60年ぶりの14連勝はならなかった。3-7の九回に4点を挙げ同点に追いつく執念を見せたが、延長十回に勝ち越された。7-8の十回も2死から源田が内野安打で出たが、最後は浅村が内野フライに倒れた。
西武は0-5の六回に秋山の左越え20号ソロで1点。1-7の八回は浅村の中越え12号2ランで2点。3-7の九回は無死満塁から浅村の左前2点打と1死満塁から山川の左前2点打で同点とした。
7月19日以来17日ぶりの敗戦に西武・辻監督は、「負け方としてはいい負け方じゃないかな。大声援の中でファンの力を借りてでも追いついていけたのはすごいことなんだ。昨日と今日はおれは楽しかった。こんなゲームをやれば若手は必ず伸びる」と語った。
ソフトバンクは延長十回に先頭・上林が5番手・増田から右線二塁打で出て、2死三塁から松田の中前適時打で1点を勝ち越した。
四回に先発・多和田から中村晃の右中間2点二塁打と上林の左前適時打と今宮の内野ゴロで4点を先制。五回は2死満塁から上林の押し出し四球で1点。5-1の七回は代打・川島の左越え5号2ランで2点を追加したが、九回に追いつかれた。
先発・千賀は7回4安打1失点。八回は2番手・岩崎が浅村に2ランを浴び、九回は3番手・嘉弥真が1死も取れず、無死満塁から4番手・サファテが2本の2点タイムリーを許した。十回は5番手・モイネロが抑えた。