巨人 プロ新記録6戦連続3発 長野だ!阿部だ!陽岱鋼だ!!
「巨人8-2中日」(5日、東京ドーム)
好調巨人打線が止まらない。長野、阿部、陽岱鋼に一発が飛び出し、6試合連続3本塁打以上のプロ野球新記録を樹立して連敗も2で止めた。6戦5発かつ自身初の3戦連発で快挙に貢献した陽岱鋼は「みんな頑張ってこういう記録を作った。たまたま3人目が僕で良かった」と、お立ち台ではにかんだ。
1点を追う二回に長野が2戦連発の11号ソロで号砲を鳴らすと、三回の勝ち越し直後に阿部が右越えに13号3ラン。極めつけは四回1死一、二塁。陽岱鋼が小笠原の甘く入ったチェンジアップを振り抜き、左翼席へ8号3ラン。G党のボルテージは最高潮に達した。
陽岱鋼が1番に入った7月29日・DeNA戦からチームは7戦48得点。自身もその間、打率・419と、リードオフマンの役割を存分に果たしている。そんな中、大黒柱の阿部も通算2000安打まであと6本。FA戦士は「若手よりもすごく練習して体を動かしている。吸収しないといけない」と刺激を受けている。
ここ6戦の一発祭りに、高橋監督は「前半戦から見てると信じられない。こうして打ってくれるといい形になる。勝って5割に近づきたい」と目を細めた。まずは「3」とした借金の完済へ、打線が猛威を振るい続ける。