中日・岩瀬【一問一答】日本新記録の950登板「次は951をしっかり」
「巨人4-5中日」(6日、東京ドーム)
中日の岩瀬仁紀投手(42)が1点リードの九回に登板し、プロ野球歴代最多記録となる950登板を達成した。この回を抑えて今季2セーブ目を挙げた。ヒーローインタビューでは「次は951(登板)をしっかり頑張ります」と視線を先へ向けた。以下、一問一答。
(1死一、二塁から、巨人・坂本が中堅を抜けようかという当たりを放つも、大西が好捕。この際、二塁を回っていた一走の重信が、二塁を踏まずに一塁に戻り、中日のアピールプレーによりアウトとなる幕切れとなった)
-今の気持ちを。
「僕自身、ちょっとあっけにとられてるんですけど、終わったのでほっとしています」
-最多に並んでから2日後の登板。しかもクリーンアップを相手にした。
「上がる前はそういうことを考えずに3アウトをとって帰りたいなという気持ちでいました」
-950という数字をどう感じるか。
「自分がやってることとは思えないですけど、よくここまで来たなと思います」
-日本のピッチャーで一番多くマウンドに上がった。
「比べるピッチャーが全然違うと思うので、数字上は抜きましたけど、比べちゃいけないと思います」
-ルーキーイヤーの自分に声をかけるとしたら。
「そういうピッチャーになれると思わなかったので信じられないですね」
-誰の力が一番大きいか。
「両親ですかね」
-どんな言葉をかけますか。
「本当にありがとうと言いたいです」
-東京ドーム全体が拍手で出迎えた。
「今日だけは応援してくれるなという感じがしました」
-ファンへ。
「苦しい時もいつも応援してくれて、ありがとうございます」
-次の目標を。
「次は951(登板)をしっかり頑張ります」