DeNAエスコバー、移籍後初先発5回7失点…ラミレス監督今後も先発起用示唆
「DeNA4-9広島」(6日、横浜スタジアム)
快投から一転、課題の中盤で広島打線の餌食となった。先発は7月に日本ハムからトレードで加入し、移籍後初先発のDeNA・エスコバー。150キロを超える直球を武器に二回までに5三振を奪う内容も、球威に陰りが見えた中盤に流れが一変した。
四回に3点を失うと、1点差に迫った五回には2本塁打を被弾するなど4失点。「直球の感触は良かったが、先発なので直球だけでは…。ミスが出ると広島は見逃してくれない」と5回7失点の内容に表情を曇らせた。
今後へ向けて左腕を先発テストしたラミレス監督も「四、五回がターニングポイント」と話す。それでも「このまま先発で行こうと思っている」とし、今後の戦いへ、エスコバーの先発としての可能性を見いだしていた。