津田学園 延長十一回サヨナラで聖地初星

 「全国高校野球選手権・1回戦、津田学園7-6藤枝明誠」(8日、甲子園球場)

 甲子園で熱戦が開幕し津田学園は延長十一回サヨナラで藤枝明誠を破り、初出場初勝利を手にした。 ダブルで祝った。津田学園が2番・宮木滉生内野手(2年)のサヨナラ打で初戦を突破した。待ち望んだ同校の甲子園初勝利。前日7日に39歳の誕生日を迎えた佐川竜朗監督にとっても、うれしい白星となった。

 延長十一回2死一、二塁。前打者の1番・菊地が敬遠され、この日3三振を喫していた宮木は「絶対打ったる」と燃えた。外角球を捉えると、打球は中堅後方に抜ける決勝打となった。勝利後、聖地に流れる校歌に「最高です。球場に響いていて、歌っていて気持ち良かった」と初々しく笑った。

 台風の影響で延期となったが、初戦が予定されていた7日は佐川監督の誕生日だった。「顔は怖いけど優しくて面白くて、熱く指導してくれる」と宮木。部員は決戦前夜にサプライズケーキで祝福。1日遅れで初勝利という最高のプレゼントも指揮官に届けた。

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