ロッテ角中、気迫の同点弾!失投打ち損じにムカッ
「ロッテ5-3西武」(11日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテ・角中勝也外野手(30)は怒りを一振りで振り払った。五回1死一塁。野上がフルカウントから投じた143キロの内角真っすぐを捉えた。打球は低い弾道で右翼席に飛び込む2号2ランとなった。「行くかなあといった感じだった」と同点弾を素っ気なく振り返った。
第1打席は左飛、2打席目は右飛に倒れた。「失投を打ち損じた。(あの打席で)打ち方を思い出した」。自分への腹立たしさを抱えての第3打席だった。
9、10日のソフトバンク戦では連日の適時三塁打を放った。首位打者&最多安打の昨季2冠男がエンジンを全開にしてきた。
「帳尻合わせです。最初からやっておけばの話です」。5位・日本ハムとは1ゲーム差。最下位脱出の鍵を握るのは角中だ。